放課後子ども教室ハッピーでは、児童は、まっさきに出席簿の自分の欄に鉛筆で○をつけます。その後、靴を履き替えます。この時使う鉛筆は、同じクラスの児童の共用鉛筆です。
2020年10月の鉛筆の使い方
2020年10月、コロナによって、一時中止になっていた放課後子ども教室ハッピーが再開されます。この時の児童は、手指消毒をする事もなく、消毒されていない鉛筆を共用して○をつけていました。その後、狭いトイレの手洗い場で(3m2)、泡の出ない石鹸を使い手を洗っていました。
2021年11月の鉛筆の使い方
2021年11月、再びコロナによって、一時中止になっていた放課後子ども教室が再開されます。サイキョウ・ファーマ社の「HAND GEL」というアルコール消毒液が配布されます。このアルコール消毒液で手を消毒した後、共用の鉛筆を使います。
この時、放課後子ども教室ハッピーを運営する子ども育成課から、突然、共用の鉛筆を消毒するように、と指示がされました。サポーター会議で、「以前は、アルコールで手指消毒をしていなかったのに、鉛筆を消毒していませんでした。今回、手指消毒をした後、さらに鉛筆の消毒をするのは、理屈が通りません」という事で、子ども育成課の提案は拒否されました。
後で判った事ですが、サイキョウ・ファーマ社の「HAND GEL」というアルコール消毒液は、本体にアルコールの濃度表示がなく、しかも、現在は販売中止となっているので、サイキョウ・ファーマ社のHPを見ても、アルコール濃度は判明しません。この時点で、子ども育成課は、その事を知っていて、突然、共用の鉛筆を消毒するように、と言い出したのかもしれません。
2022年9月の鉛筆の使い方
子ども育成課は、『残っているサイキョウ・ファーマ社の「HAND GEL」がなくなり次第、花王のハンドスキッシュEXに替えます』と、言っています。ハンドスキッシュEXで手指消毒をした後、消毒されていない鉛筆を共用させるようです。
しかし、ハンドスキッシュEXは、国の基準のアルコール濃度70%~95%を満たしていません。基準を満たしていなくとも、対ウィルス効果が全く無いという訳ではありません。効果が低いのです。
今後も、ハンドスキッシュEXを使うのであれば、下のような注意喚起をすべきです。
共用鉛筆以外の問題
狭いトイレの手洗い場は、国の言う3密のうち、換気の悪い密閉空間と多数が集まる密集場所が該当します。これらの解決策の1つとして、トイレの窓を開けるというのが、あります。このトイレは1階にあり、放課後子ども教室ハッピーと新田児童クラブ(新田小) と新田平成塾(大人の団体)が使用しています。「この3団体と新田小を含めて、トイレの窓の解放に関して、協議をしないと、後々、もめ事が起きるかもしれない」と、子ども育成課に注意していますが、一向に、協議は始まりません。