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2022年9月29日木曜日

草加市 放課後子ども教室のコロナ対策はおかしい

放課後子ども教室のコロナ対策は草加市子ども育成課が行なっています。

放課後子ども教室の草加市のホームページがおかしい

令和4年2月25日の草加市のホームページは書き換えられ(削除され)、その替わりの令和4年9月28日の草加市のホームページの記述はおかしい。

令和4年2月25日の草加市のHPは、ネットでは見る事ができない

令和4年2月25日の草加市のHPのスクリーンショット

上の画像には、以下のように書かれています。

令和4年1月14日(金曜日)から開催を中止していた放課後子ども教室ですが、新型コロナウイルス感染症の感染者が多いことから、児童、児童サポーター 及びコーディネーターの皆様の安全を考慮し、令和3年度の開催を引き続き中止させていただきます。
楽しみにされていた皆様には、ご迷惑をお掛けいたしますが、感染拡大防止の観点にご理解賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

9月27日に投函した「草加市長への手紙」の中で『9月いっぱいの放課後子ども教室の開催中止とその理由をただちにHPで公開してください。行政は決定するだけでなく、説明責任を果たしてください。』と提案しました。翌9月28日には、その通り実行され、このページは下の画像の「9月28日の草加市のHP」に替わりました。よって、2月25日の草加市のHPの記述は、ネット上では見る事ができません。ところが、その9月28日の草加市のHPの記述はおかしいのです。

放課後子ども教室の開催中止と理由について、詳しくは草加市長への手紙 放課後子ども教室の中止へ。

令和4年9月28日の草加市のHPの記述はおかしい

令和4年9月28日の草加市のHPのスクリーンショット

上の画像には、以下のように書かれています。

今年度の高砂小放課後子ども教室は、新型コロナウイルス感染症の感染者が減少傾向にあることから、令和4年6月15日(水曜日)より開催いたします。

更新日9月28日に、過去の6月15日の事に言及するのは、どういう意図があるのでしょう。「草加市長への手紙」で、HPの公開をせまられ、あわてて翌日に更新した為かもしれません。

ただ、令和4年6月15日(水曜日)の曜日は、合っています。草加市のHP作成で使用しているシステムは、年月日を打ち込むと自動的に曜日が挿入されるのかもしれません。

放課後子ども教室のアルコール消毒液がおかしい

左の画像は、20021年11月から使われていた放課後子ども教室のゲルタイプのアルコール消毒液です。ゲルタイプのものは、目に入った時、洗い流しにくく危険です。右の画像は、20022年1月から使われている放課後子ども教室の液体タイプのアルコール消毒液です。ハンドスキッシュEXのアルコール濃度は国の基準を満たしていません。
放課後子ども教室のゲルタイプのアルコール消毒液 放課後子ども教室の液体タイプのアルコール消毒液

ゲルタイプのアルコール消毒液(左の画像)

この消毒液は、サイキョウ・ファーマ社のHAND GEL消毒液です。

子ども育成課は、このHAND GEL(500mL)を2020年9月までに、16本購入しています。放課後子ども教室は草加市内に21あるので、16本では足りません。

サイキョウ・ファーマ社のHAND GELは販売停止

『サイキョウ・ファーマ社のHAND GEL』を画像検索すると、上記の画像と同じものは見つかりません。つまり、販売停止となっています。また、『株式会社サイキョウ・ファーマ』を検索して、サイキョウ・ファーマのHPにアクセスしようとすると、画面が以下のようになります。警告メッセージ

販売停止の理由

「液体とジェルタイプの除菌・消毒・手指洗浄用アルコールのエタノール濃度(発表情報)国民生活センター(2020年10月16日:更新)」には、以下のように書かれています。

商品にアルコール濃度の表示がない】、【濃度が表示されているが本当だろうか】などといった商品の安全・品質や表示に関する相談情報が、2019年12月以降の約8カ月で689件寄せられています。景品表示法に係る措置命令が行われました。

HAND GEL本体には、アルコール濃度の表示がありません。措置命令を受けて、販売停止となったのでしょう。

サイキョウ・ファーマ社のHAND GEL消毒液について、詳しくは放課後子ども教室ハッピーの危険なアルコール消毒液

液体タイプのアルコール消毒液(右の画像)

この消毒液は、花王のハンドスキッシュEXです。

以下は、2021年12月26日草加市長へのEメール(抜粋)です。

厚生労働省は、アルコール濃度70%以上の製品を推奨しています。11月から、放課後子供教室で児童が使っているアルコール消毒液は、サイキョウ・ファーマの「HAND GEL」という商品です。成分表にはエタノールと書いてありますが、濃度が表示されていません。
『【提案】1月からは、濃度が表示されている液状のものを使うようにして下さい。』

草加市長へのEメールの回答

当課といたしましては、この既存のジェルタイプを使い切ったのち、液体タイプ(ハンドスキッシュEX)に順次変更していく予定でございましたが、いただいたご意見を放課後子ども教室で共有し、改めて導入時期を検討してまいりたいと思います。なお、液体タイプ(ハンドスキッシュEX)は、濃度表示がありませんので、あらかじめご了承ください。

2021年12月時点では、サイキョウ・ファーマの「HAND GEL」は販売停止だったのですが、その事には触れていません。20022年1月に、ジェルタイプを使い切っていないにも関わらず、液体タイプのハンドスキッシュEXに変更しました。言う事がメチャメチャです。

現在、販売されているハンドスキッシュEXには濃度表示があるので、花王は国民生活センターの警告を受け入れたのでしょう。しかし、子ども育成課は、ハンドスキッシュEXに濃度表示がない事にためらいがなく、現在も使い続けています。

さらに問題は、ハンドスキッシュEXのアルコール濃度が国の基準以下だという事です。アルコール濃度が国の基準を満たすものに替えてください、と提案しましたが受け入れません。

ハンドスキッシュEXについて、詳しくは放課後子ども教室ハッピーの不適切なハンドスキッシュEX

草加市のアルコール消毒液への対応はバラバラ

  • 草加市立病院:2020年の最初からアルコール濃度80%以上のものを使っています。
  • 草加寺子屋:最初は70%未満のものを使っていましたが、2022年度から75%のものに替えました。
  • 放課後子ども教室:最初も70%未満のものを使い、今後も70%未満のものを使うようです。

「放課後子ども教室のコロナ対策はおかしい」と、言っていいでしょう。

2022年8月22日月曜日

放課後子ども教室ハッピーの不適切なハンドスキッシュEX

サイキョウ・ファーマ社のHAND GEL消毒液(ジェルタイプ)は、グリセリンが配合されている為、目に入った時、洗い流しにくく危険です。そこで、放課後子ども教室ハッピーは、花王のハンドスキッシュEX(液体タイプ)に交換します。しかし、そのハンドスキッシュEXのエタノール濃度は、国の基準を満たしておらず、不適切です。exなしの「ハンドスキッシュ」を使うべきです。

交換前の消毒液(ジェルタイプ) サイキョウ・ファーマ社のHAND GEL放課後子ども教室ハッピーが使うサイキョウ・ファーマ社のHAND GELの写真サイキョウ・ファーマ社のHAND GELについては、放課後子ども教室ハッピーの危険なアルコール消毒液

交換後のアルコール消毒液(液体タイプ)
ハンドスキッシュEX花王のハンドスキッシュEXの写真ハンドスキッシュEXについては、放課後子ども教室ハッピーがハンドスキッシュexを使う訳

一般的なアルコール消毒液の正しいエタノール濃度、放課後子ども教室ハッピーのアルコール消毒液については、正しいエタノール濃度とハッピーのアルコール消毒液

不適切な花王のハンドスキッシュEX

花王のHP「ハンドスキッシュEXとハンドスキッシュの詳しいエタノール濃度は」を見ると、ハンドスキッシュEXのエタノール濃度は、65容量%と書いてあります。

「新型コロナウイルスの消毒・除菌方法について(厚生労働省・経済産業省・消費者庁特設ページ)」には

『濃度70%以上95%以下のエタノールを用いて、よくすりこみます。60%台のエタノールによる消毒でも一定の有効性があると考えられる報告があり、70%以上のエタノールが入手困難な場合には、60%台のエタノールを使用した消毒も差し支えありません。』と、書いてあります。

つまり、70%以上のエタノールが入手困難ではない現在においては、60%台のハンドスキッシュEXは不適切という事になります。

『60%台のエタノールによる消毒でも一定の有効性がある』のに、不適切であるというのは、どういう事でしょうか。『一定の有効性がある』という事は、有効性が低下するという意味です。消毒時間(擦り込み時間)を2倍にすれば、70%以上のエタノール消毒液と同様の効果があるという報告があるのです。

しかし、低学年の児童にそれを強制するのは、難しいでしょう。では、どうしたら良いでしょうか。

ハンドスキッシュEXとハンドスキッシュ

放課後子ども教室ハッピーが使うべきハンドスキッシュの写真 花王のエタノール消毒液には、「ハンドスキッシュEX」と「ハンドスキッシュ」という2つの製品があります。EXがついている方が、高性能に思えるかもしれませんが、逆です。また、スーパー等の入口に置かれているエタノール消毒液は、低性能の「ハンドスキッシュEX」です。花王は、この2つの製品の違いを宣伝した方が良いと思います。右の画像が「ハンドスキッシュ」です。見た目は「ハンドスキッシュEX」と殆ど変わりません。

製品名容量%濃度100mL当たりの価格
ハンドスキッシュex65%103円
ハンドスキッシュ79%123円

上の表のように、ハンドスキッシュのエタノール濃度は、国の基準を満たす79%です。価格はexの1.2倍程度です。

放課後子ども教室ハッピーは、exではなく、ハンドスキッシュを使うべきです。

2022年8月16日火曜日

放課後子ども教室ハッピーの危険なアルコール消毒液

放課後子ども教室ハッピーで使われているサイキョウ・ファーマ社の消毒液HAND GEL右の画像は、放課後子ども教室ハッピーで、2022年7月でも使われているサイキョウ・ファーマ社のHAND GEL消毒液(ジェルタイプ)です。ジェルタイプのものは、グリセリンが配合されている為、粘性が高く、目に入った時、洗い流しにくいので危険です。

放課後子ども教室ハッピーのサイキョウ・ファーマ社HAND GEL

公文書公開請求で開示された草成第154号に添付されていた資料(納品書)によると、子ども育成課は、サイキョウ・ファーマ社のHAND GEL(500mL)を2020年9月までに、16本購入しています。放課後子ども教室は草加市内に21あるので、16本では足りません。

HAND GELの販売停止

納品書では、この消毒液の名前は「SP アルコールハンドジェルS」と、なっています。画像では「HAND GEL」と、なっています。

そこで、「サイキョウ・ファーマ SP アルコールハンドジェルS」「サイキョウ・ファーマ HAND GEL」を検索してみると、見つかるのは、『エタッシュ ハンド消毒ジェル』と『エタッシュ アルコール 手指消毒ジェル』です。

サイキョウ・ファーマのHPでジェルタイプのものは、『エタッシュハンド消毒ジェルb』だけです。つまり、右の画像のものは見つからず、販売停止となっています。

なお、「SP アルコールハンドジェル」の「SP」は、Saikyo Pharmaの略で(Pharmaは製薬会社という意味)、specialの略では、ありません。

販売停止の理由

販売中止になった原因は国民生活センターのHP。上の画像のHAND GEL本体には、アルコール濃度の表示がありません。また、サイキョウ・ファーマのHPに、この商品に関する情報はないので、HAND GELのアルコール濃度は不明です。

「液体とジェルタイプの除菌・消毒・手指洗浄用アルコールのエタノール濃度(発表情報)国民生活センター(2020年10月16日:更新)」に 『【商品にアルコール濃度の表示がない】、【濃度が表示されているが本当だろうか】などといった商品の安全・品質や表示に関する相談情報が、2019年12月以降の約8カ月で689件寄せられています。商品テストの結果、商品本体の表示等に問題がみられるものがありました。そのほかにも、消費者庁では2020年5月19日、アルコールを主成分とするとされるハンドジェルにおける配合割合が大幅に表示を下回っていたとして、景品表示法に係る措置命令が行われました。』と書かれています。

販売停止後のサイキョウ・ファーマ社のインチキなエタノール濃度

HAND GELが販売停止になった後、サイキョウ・ファーマ社のジェル消毒液は全てに、「エタッシュ」という名前がついています。サイキョウ・ファーマ社のHPの製品情報には、「本品100mL中 日本薬局方消毒用エタノール83mL(エタノール76.9~81.4vol%)」と、書かれています。

一見すると、エタノール76.9~81.4vol%ですから、国の基準70%~95%を満たしているようです。しかし、エタノール76.9~81.4vol%が100mL中に83mL含まれるという事ですから、「エタッシュ」100mL中に含まれるエタノールは、76.9×0.83~81.4×0.83=63.827~67.562vol%となり、国の基準を満たしていません。

「本品100mL中 日本薬局方消毒用エタノール83mL(エタノール76.9~81.4vol%)」という表現は、虚偽とは言えないものの、誤解を誘う表現です。サイキョウ・ファーマ社は、医薬品の製造販売をしている会社ですから、その点は判っているはずで、意図的に誤解を誘う表現を使っていると思います。

HAND GELの使用をやめるべき理由

放課後子ども教室ハッピーは、以下の理由で、サイキョウ・ファーマ社のHAND GELの使用をやめるべきです。

  • HAND GELは、グリセリンが配合されている為、危険。
  • 販売停止となっているHAND GELは、何らかの不具合がある。
  • 「エタッシュ」が国のアルコール濃度の基準を満たしていない事は、HAND GELも国の基準を満たしていない事を意味する。
  • サイキョウ・ファーマ社のHPは、意図的に誤解を誘う表現を使っているので、信用できない。

放課後子ども教室ハッピーの代替えアルコール消毒液

HAND GELの使用をやめるには、代わりの消毒液を決めなければいけません。ところが、それが既に決められています。ハンドスキッシュEXというアルコール消毒液です。ジェルタイプではなく液体タイプですが、この消毒液も国のアルコール濃度の基準を満たしていません。この決定も覆さなくては、いけません。

放課後子ども教室ハッピーに関連するリンク

2022年7月14日木曜日

放課後子ども教室ハッピーは1本の鉛筆を児童が共用

放課後子ども教室ハッピーの出席簿に○をつける共用鉛筆放課後子ども教室ハッピーでは、児童は、まっさきに出席簿の自分の欄に鉛筆で○をつけます。その後、靴を履き替えます。この時使う鉛筆は、同じクラスの児童の共用鉛筆です。

2020年10月の鉛筆の使い方

2020年10月、コロナによって、一時中止になっていた放課後子ども教室ハッピーが再開されます。この時の児童は、手指消毒をする事もなく、消毒されていない鉛筆を共用して○をつけていました。その後、狭いトイレの手洗い場で(3m2)、泡の出ない石鹸を使い手を洗っていました。

2021年11月の鉛筆の使い方

2021年11月、再びコロナによって、一時中止になっていた放課後子ども教室が再開されます。サイキョウ・ファーマ社の「HAND GEL」というアルコール消毒液が配布されます。このアルコール消毒液で手を消毒した後、共用の鉛筆を使います。

この時、放課後子ども教室ハッピーを運営する子ども育成課から、突然、共用の鉛筆を消毒するように、と指示がされました。サポーター会議で、「以前は、アルコールで手指消毒をしていなかったのに、鉛筆を消毒していませんでした。今回、手指消毒をした後、さらに鉛筆の消毒をするのは、理屈が通りません」という事で、子ども育成課の提案は拒否されました。

後で判った事ですが、サイキョウ・ファーマ社の「HAND GEL」というアルコール消毒液は、本体にアルコールの濃度表示がなく、しかも、現在は販売中止となっているので、サイキョウ・ファーマ社のHPを見ても、アルコール濃度は判明しません。この時点で、子ども育成課は、その事を知っていて、突然、共用の鉛筆を消毒するように、と言い出したのかもしれません。

2022年9月の鉛筆の使い方

子ども育成課は、『残っているサイキョウ・ファーマ社の「HAND GEL」がなくなり次第、花王のハンドスキッシュEXに替えます』と、言っています。ハンドスキッシュEXで手指消毒をした後、消毒されていない鉛筆を共用させるようです。

しかし、ハンドスキッシュEXは、国の基準のアルコール濃度70%~95%を満たしていません。基準を満たしていなくとも、対ウィルス効果が全く無いという訳ではありません。効果が低いのです。

今後も、ハンドスキッシュEXを使うのであれば、下のような注意喚起をすべきです。放課後子ども教室ハッピーのハンドスキッシュEXに対しての注意喚起

共用鉛筆以外の問題

狭いトイレの手洗い場は、国の言う3密のうち、換気の悪い密閉空間と多数が集まる密集場所が該当します。これらの解決策の1つとして、トイレの窓を開けるというのが、あります。このトイレは1階にあり、放課後子ども教室ハッピーと新田児童クラブ(新田小) と新田平成塾(大人の団体)が使用しています。「この3団体と新田小を含めて、トイレの窓の解放に関して、協議をしないと、後々、もめ事が起きるかもしれない」と、子ども育成課に注意していますが、一向に、協議は始まりません。

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