次の投稿

2022年9月10日土曜日

草加寺子屋の新学習プリント 素因数分解 倍数

「算数は答を求めるもの」と、思ってはダメです。

素数は5年生で習います。素因数分解は中学1年生で習いますが、5年生でも理解できます。

2001911846を素因数分解する

次の        に入る数字を答えよ。

  1. 2001911846÷11=           
  2. 2001911846÷11÷11=           上の問題の答を使えば、簡単です。
  3. 2001911846÷11÷11÷11=          上の問題の答を使えば、簡単です。
  4. 2001911846÷11÷11÷11÷2=         752033は素数です。

2001911846=11×11×11×2×752033と素因数分解されました。素因数分解とは、ある数を素数のかけ算で表す事です。

下の画像は、2001911846の素因数分解を筆算で行なったものです。草加寺子屋 新学習プリント 2001911846の素因数分解を筆算で行なった画像

2001911846を素因数分解するの答

B.16544726、A.181991986、C.1504066、D.752033です。次の説明の為に順番を入れ替えてあります。

高校でも習わない11の倍数の見分け方

上の答(BとA)とA.の問題の2001911846は、全て、11の倍数です。

11の倍数の見分け方には、3種類ありますが、ここでは、計算が簡単な方法で説明します。(下から数えて)奇数桁目の数の和-偶数桁目の数の和を計算します。結果が11の倍数か、どうかで判断します。(0も11の倍数です)

  • 16544726の場合。奇数桁目の数の和-偶数桁目の数の和=
    (6+4+7+6)-(1+5+4+2)=23-12=11(=11×1)
  • 181991986の場合。(1+1+9+9+6)-(8+9+1+8)=26-26=0(=11×0)
  • 2001911846の場合。 (0+1+1+8+6)-(2+0+9+1+4)=16-16=0(=11×0)

16544726、181991986、2001911846は、11の倍数です。

証明など詳しくは11の倍数の見分け方 足す方法と引く方法

11の倍数に関する問題(ジュニア数学オリンピックに出る小学生には難しい問題)

  1. 3桁の数字【□35】の□に0~9の数字を入れて、11の倍数にします。何を入れたら良いでしょう。
  2. 6桁の数字、【314□15】の□に0~9の数字を入れて、11の倍数にします。何を入れたら良いでしょう。

11の倍数に関する問題の答

  1. 上記の方法でやると、奇数桁目の数の和-偶数桁目の数の和=(□+5)-3=□+2が11の倍数になればよいので、□=9です。
  2. 奇数桁目の数の和-偶数桁目の数の和=(1+□+5)-(3+4+1)=□-2が11の倍数になればよいのですが、□-2=11とは、なれないので、□-2=0です。よって、□=2です。

4の倍数に関する問題(小学生でもできる問題)

  1. 1から1000までの整数のうち、4の倍数は、何個ありますか。
  2. 1から1000までの4の倍数のうち、小さい方から100番目の数は何ですか。

4の倍数に関する問題 の答

  1. 答:250個。
    番目の4の倍数=4=4×1番目の4の倍数=8=4×2。……250番目の4の倍数=1000=4×250
  2. 答:100番目の数は400:
    番目:4×1=4。番目:4×2=8。……100番目:4×100=400。

最大公約数と最小公倍数と素因数分解(あくまで参考)

最大公約数と最小公倍数を求める 以下のやり方を覚えてはダメです。
24と60を素因数分解すると、

24=×××(素因数分解は素数を小さい順に並べますが、ここでは順番を変えています)

60=×××

24と60の共通の素因数は××で、これが最大公約数12になります。

この12に、共通でないをかけると最小公倍数120になります。

1を素数に入れないのは、素因数分解の一意性を保つ為

1を素数に入れないのは、素因数分解が1通りに決まらないからです(素因数分解の一意性という)。

60=2×2×3×5ですが、1を素数に入れると、60=2×2×3×5×1=2×2×3×5×1×1などのように、無限通りの素因数分解ができてしまいます。そうすると、大学院の数学レベルで、やっかいな事が起きるそうです。

倍数の判定法いろいろ

  • 3の倍数の判定法。各位の数を足して3の倍数になるかどうかで判定する。

    例:1614の場合、1+6+1+4=12。12は3の倍数なので、1614は、3の倍数である。

  • 4の倍数の判定法。下2桁だけで判定する。

    例:・・・36。・・・にどんな数字があろうとも、下2桁の36を見て、4の倍数と判定する。・・・をA、下2桁をBとすると、・・・36=100A+B=4×25A+Bと表せる。Bが4で割り切れれば、100A+Bも4で割り切れる

  • 6の倍数の判定法。3の倍数かつ2の倍数であればよい。

    例:1614。1の位が4(偶数)であるから2の倍数、よって、1614は6の倍数。

  • 8の倍数の判定法。下3桁だけで判定する。

    例:・・・136。・・・にどんな数字があろうとも、下3桁が136(8の倍数)なので、8の倍数と判定する。

  • 9の倍数の判定法。各位の数を足して判断する。

    例:1683の場合、1+6+8+3=18。18は9の倍数なので、1683は、9の倍数である。

    説明:ABCDと並ぶ4桁の数は1000A+100B+10C+D=999A+99B+9C+A+B+C+Dと表せる。下線の部分は、明らかに9の倍数だから、A+B+C+Dが9の倍数かどうかで決まる。