草加市内の公共機関の手指消毒液のアルコール濃度が不統一について、2022年6月27日、草加市長へのeメールを使って3つの質問と1つの要望をしました。草加市役所から、この3つの質問と1つの要望について回答は、ありませんでした。以下は、その質問、要望です。
草加市長へのeメールの内容
テーマ 草加市内の公共機関の手指消毒液のアルコール濃度が不統一について
草加市行政組織規則によると、新型コロナウイルス対策課の所掌事務に、以下の2つがあります。
コロナ対策に係る国、県からの情報収集に関すること。なので、以下の事は、ご存じだと思います。
「消毒・除菌用アルコール製品のエタノール濃度について-埼玉県」に『消毒や除菌目的でアルコール製品を使用する場合は、濃度が70%~95%の製品を使用しましょう。』
コロ対策に係る関係部署との連携に関すること。
市内の公共機関のアルコール濃度が統一されていない事はご存じでしょうか。私の知っている事例をあげます。
- 市立病院
ウエルフォームという製品を使っていました。アルコール濃度は80%です。2022年の6月でも、国の基準を満たすものが使われています。 - 草加寺子屋
70%未満のものを使っていましたが、2022年の6月には、75%のものに代えました。 放課後子ども教室
サイキョウ・ファーマのHAND GELという商品を使っていました。この製品にはアルコール濃度表示がありません。消費者庁が2020年5月19日、景品表示法に係る措置命令を行った後、ファーマ社はHAND GELを販売中止としたようです。なので、今となっては、濃度を確認するすべはありません。2022年の6月は、花王のハンドスキッシュEXという製品を使っています。この製品も、濃度表示がありません。花王の製品情報で調べたところ、65%でした。
- 市立病院
サイキョウ・ファーマのHAND GELと花王のハンドスキッシュEXの画像
【質問】
新型コロナウイルス対策課は、関係部署に国や埼玉県の基準を伝えているのでしょうか。
伝えているとしたら、基準を満たしたものを使用しているか確認しているのでしょうか。
草加寺子屋等でアルコール手指消毒液を使うのは小児です。取扱いに際しての注意事項を指導しているのでしょうか。
現場では、取扱いに際しての注意事項は児童、保護者、児童サポーター、学習支援員等に説明はされていないと思います。
要望
新型コロナウイルス対策課から関係部署に対して、以下のように指導して頂きたいと思います。
『目に入らないように注意する。万一、目に入った時は、すぐに水またはぬるま湯で洗う。症状が重いときは眼科医の診療を受けること。小児に使用させる場合には、保護者等の監督のもとに使用させること。』等を児童、保護者、児童サポーター、学習支援員等に周知させる。
草加市長へのeメールの回答なし
「手指消毒液のアルコール濃度が不統一」に関して、草加市から回答がありませんでした。よって、少し形式を変えて、2022年10月13日、再度Eメールを送りました。その内容は、草加市長へのEメール 国の基準を満たすアルコール消毒液。この再度の草加市長へのeメールは、ある程度、回答が得られました。